昨今の世界情勢による価格高騰と、日本経済の低迷のダブルパンチでお財布事情が火の車な今日この頃。
スーパーに買い物に行けば、金額がいつもの倍なんてことが珍しくない光景となってしまいましたね。
それに伴って、最近注目されているのが家庭菜園です。
今回は、その中でも気軽に始めやすい【プランターを使った家庭菜園】についてお伝えいたします。
プランターを使った家庭菜園とは?
プランターを使った家庭菜園(以降「プランター菜園」と称す)とは、器となる形状のものに土を敷き詰め作物を育てる方法になります。
器の形状は多岐に渡り、プラスチックのものから、木製、陶器、ヤシの皮を使用したものまで様々です。
言ってしまえば、水はけさえできれば何を器として使っても育てることができます。
プランター菜園の魅力について
此処からはプランター菜園が、いかに魅力的であるかを8個のポイントは以下の通りです。
1)場所を選ばず始められる
まず初めに、プランター菜園は作業場所を選ばずに始めることができます。
一般的な畑での家庭菜園では、庭の環境に左右されたり、土地を借りるなど何かとハードルが高く思えてしまいます。
庭の状況によっては、業者を入れて「一度地面を掘り起こして貰わないと畑にできない」なんてことも考えられるでしょう。
農家さんから土地を借りて家庭菜園を行うということもありますが、そちらに関しても契約や条件などがあり、ハードルがく思えてしまいますよね。
その点、プランター菜園はあまり広くない自宅の庭先や、アパートまたはマンションのベランダなどでも始めることができるのが魅力の一つです。
2)管理がしやすい
畑での家庭菜園の場合、プランター菜園と比べて作業スペースが広大になりがちです。
農家さんから畑一面を借り受けて家庭菜園をしているなんてことも珍しくありません。
その分、管理も大変になってくるでしょう。
畑を耕し、種または苗を植え、水をやり、雑草対策も行って広い土地を管理する。
畑の立地によっては、自宅から離れた場所にあることも考えられます。
その点、プランター菜園は管理がしやすい環境だと言えるでしょう。
自宅の庭先、アパートやマンションのベランダなどで行うことができるからです。
また、プランターの数にもよりますが、管理の畑ほどは苦労は少ないと思われます。
3)自分のタイミングでできる
プランター菜園の魅力として、季節を気にせずに気軽に始められることにあります。
私もある日突然「家庭菜園したいな」と思い立ち、プランターや土などを購入して夏野菜を育て始めるほど。
プランターを置くスペースだけ確保できれば本当に簡単に始めることができるのが魅力の一つです。
また、辞めるのも簡単です。
「夏野菜は育てたけど秋、冬野菜は別に育てなくてもいいかな」と思えば、土ごと処分してしまえば良いのです。
そしてまた少ししてから「また野菜育てたいな」と再び始めることができる。
自分のペースで始める、終われるを決められるのはプランター菜園だからこそだと思います。
畑だとまた土づくりを一からやらないといけなくなっちゃうから大変…。
4)コストが抑えられる
プランター菜園は、畑でおこなう家庭菜園よりコスト面でも控えめです。
初期費用としてのプランターや土などの購入はありますが、それでも用意するものは少な目。
畑の場合、畑に植える苗の数はプランターよりも多くなるでしょうし、耕すのに必要なクワや三角ホー、場合によっては一輪車なども購入しなくてはなりません。
コストが抑えられるといったところも、狭いスペースでも始められるプランター菜園の利点かもしれませんね。
5)学びの機会が得られる
プランター菜園を通して、植物の成長や栽培方法について学ぶ絶好の機会とも言えます。
日当たりや水やりの頻度、作物の成長過程を肌で感じて知識を得ることはとても有意義な時間となるに違いありません。
失敗もあるかもしれませんが、そこから学ぶこともあるでしょう。
それを次に活かし園芸スキルを向上させることで、また新しい変化を知る切っ掛けになる。
そうやって植物のニーズを見据え、成長に必要なケアを提供することで自分自身にも自信がつき、知識の幅を広がることができるようになると思われます。
6)新鮮な食材が手に入る
健康志向が注目を集める昨今、新鮮な食材を手に入れることはある種のトレンドと言ってもいいでしょう。
スーパーでも朝一に仕入れた野菜が店頭に並んでおりますが、やはり庭先から自分の手で収穫した野菜に勝る新鮮度はありません。
私も今年の夏野菜でバジルを育てましたが、夕食時のパスタに入れるために庭先へ出て収穫、そのまま軽く洗ってフライパンへ…ということも♪
また、特定の野菜しか購入しないタイプでしたが、今年の夏は自宅で取れた野菜たちをメインに、それに合った食材を購入して料理の幅が増えたりなんてことも…。
7)ストレスの軽減になる
今の社会は「ストレス社会」と呼ばれて長い月日が経っています。
毎日時間に追われ、目まぐるしい日々をお過ごしのことでしょう。
そんな中、家に帰ってきてふと庭先、ベランダを見やれば自分が育てている青々とした作物たちが待っていてくれる…これはかなり心の癒しになります。
私はその野菜たちを見ながら、お酒をたしなむのが好きだったりします。
ウッドデッキに腰かけながら、暗くなった庭先でしげるプランターの野菜たちを見つめる。
頑張って植え付けた作業工程を思い出して自分を褒めてみたり…、そういう時間がとても「幸せ」に思えます。
8)初心者でも始めやすい
最後にして究極な魅力の一つ、プランター菜園は初心者が始めやすいです。
場所を問わず、時期を問わず、必要なのはプランターと土と苗だけ。
それだけでまずはスタートすることができます。
知識や技術は追い追い調べていっても決して遅くはありません。
畑を耕す知識や技術、体力もプランター菜園では少なくて済みます。
そういったハードルの低さが、プランター菜園が初心者におすすめな魅力の一つと言えるでしょう。
それでは今回は此処まで!
また次回お会いしましょう(*´ω`)ノシ
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