紅葉の見頃が10月中旬から11月中旬である鬼怒川。
紅葉シーズンに合わせての旅行を計画されるご家庭も多いことでしょう。
11月は季節の変わりめとあって、服装など色々と考えさせられます。
今回は、11月中旬に鬼怒川を旅行したことで得た情報を元に、【11月に子供を連れて楽しめる観光モデルコース】をお伝えしたいと思います。
鬼怒川温泉≪タイムスケジュール≫
- 7:30出発
- 一般道にて移動
- トイレ休憩は2回ほど(一か所15分くらいずつ)
- 10:00
- 子猿、触れあい体験
- 猫カフェ
- 猿おみくじ
- メインステージ観劇
- 11:30一心亭
- 定食屋さんにて昼食
- 13:00
- トリックアートで楽しむ
- 15:30
- 15:30 チェックイン
- 16:00 風呂1回目
- 17:00 足湯カフェ「espo」
- 18:00 夕食
- 21:00 風呂2回目
- 22:00 就寝
- 6:00
- 6:00 起床→朝風呂へ
- 7:30 朝食
- 9:00 チェックアウト
- 9:10鬼怒楯岩大吊橋
ホテルサンシャイン鬼怒川の隣りに設置された全長140mのつり橋
- 9:35
- 9:45~10:00 貸衣装の着付け
- 10:00~11:20 忍者体験入門(祖父母とは別行動)
- 11:30~12:00 忍者観劇
- 12:30~13:30 蕎麦屋で昼食(待ち時間30分)
- 13:30~14:00 鯉にエサやりなど散策
- 14:00~14:30 貸衣装返却やお土産探しなど
- 14:50 江戸ワンダーランド出発
- 14:50自宅へ向け移動
- 一般道にて移動
- トイレ休憩は2回ほど(一か所15分くらいずつ)
- 17:30自宅到着
鬼怒川温泉≪体験レポート≫
2023年11月10日(金)~11月11日(土)の日程で、鬼怒川温泉へ行ってきました。
目的地の栃木県鬼怒川温泉は、私が住んでいる茨城県のお隣という立地。
今回の旅行メンバーは、私の両親と私の家族の計5人ということで、車2台に別れて向かうかたちとなりました。
ナビを使って目的地を目指す
当初は北関東自動車道から東北自動車道を経由して鬼怒川温泉を目指す予定でした。
しかし、渋滞状況などからナビが一般道を選択したため、一般道での移動となりました。
適度に休憩を挟もう
一般道を進むため、コンビニすらない区間も出てきます。
子供連れならば尚、適度に休憩を挟むのがおすすめ!
子供連れでの移動は予想以上に休憩を挟みます。
到着時間+1時間程度確保することをおすすめします。
ナビの到着時間より1時間以上かかることを考慮する
子供を連れての移動の場合、何かと休憩を挟むことになります。
休憩を挟まないということは、ほぼ無理に等しいと考えて良いでしょう。
6歳の私の子供ですら、30分程度で「ねぇ、まだ~?」と聞かれてしまいます。
大人が2時間程度の距離をノンストップで休憩もとらずに進めるのに対して、子供は30分~1時間おきに休憩を挟まざるを得ません。
そのため、必然的に到着時間が延びることを考慮すべきでしょう。
天候状況にあわせて予定を変更する
事前に計画していた予定では、1日目で江戸ワンダーランド日光江戸村を訪れる予定でした。
しかし、当日は生憎の雨。
翌日が晴れるとの予報でしたので、急遽予定を変更するかたちとなりました。
散策1カ所目:日光猿軍団
散策1カ所目は【おさるランド&アニタウン】。
広く知られているところの日光猿軍団です。
コチラの施設では、日本猿による劇やショーが見られる他、小動物と触れ合うこともできます。
私たちはオープンする10時丁度に入園しました。
オープン間際なこともあり、施設内は閑散としていました。
しかし、30分程するとショーなども始まり、子猿ふれあい体験やお猿さんおみくじ、猫カフェなどたくさんの体験をすることができました。
絶対に見て欲しいおすすめイベントはメインステージ!
施設内にある専用のメインステージにてお猿さんの劇を見ることができます。
どうせ子供騙しな大人がしらける内容なんでしょ?
…と、侮っていた私でしたが、ステージを見て心を改めました(笑)
大人も子供も楽しめる笑いに包まれるイベントでした!是非!!
昼食は地元民いきつけの定食屋さん
昼食は一心亭という定食屋さんにしました。
店内は畳の個室もあれば、4人掛けのテーブル席、お座敷などが用意されています。
昔ながらのこじんまりした懐かしい作りの店内。
店の前にある砂利の駐車場はとても広々としており、送迎のバスもあるようです。
メニューは昔ながらの中華そばや、野菜が多くのっている味噌ラーメン、親子丼や唐揚げ定食などもあります。
お子様メニューという商品はありませんでしたが、ジューシーな唐揚げにうちの子はご満悦でした。
散策2カ所目:雨の日におすすめ!トリックアート
昼食を終えるといよいよ雨が本格的に降り出しました。
こういった雨の日には【とりっくあーとぴあ日光】がおすすめです。
とりっくあーとぴあ日光は「遊べる美術館」というコンセプトの通り、目の錯覚を利用したトリックアートを楽しむ施設。
同県の那須にもトリックアート館があり、有名だと思います。
私も那須のトリックアート館は度々訪れたことがありますが、「どうせ似たようなものでしょ?」と思っていました。
私が思わず関心してしまったところは、施設内に作られたエジプトの迷宮。
目の錯覚を利用した炎の通路や、出口を見つけられない仕掛けなど大人も子供もトリックアートに魅了、翻弄されました(笑)
一晩じゃ満喫しきれない最高の宿・ホテルサンシャイン鬼怒川
とりっくあーとぴあ日光を終え、宿であるホテルサンシャイン鬼怒川に到着した時刻はチェックイン可能となってそれほど時間の経っていない午後3時半過ぎ。
ロビーには、お茶などを頂きながら足湯を楽しむことができる足湯カフェが目を惹きます。
また、浴衣を選ぶスペースや売店、漫画の貸し出しなども行っているようです。
一押しは足湯カフェ「espo」
私のおすすめは足湯カフェ「espo」!
足湯に入りながらコーヒーなどを頂くことができます。
私が訪れた時間はサービス終了の時間だったため、紙コップでデトックスウォーターを頂くだけでしたがそれでも十分!
暖かいお湯を足元に感じながら、温泉で火照った体を少しひんやりする外気とデトックスウォーターで涼むのが最高でした。
大浴場な2種類交代制
ホテルサンシャイン鬼怒川の温泉は2種類、鬼黒美湯(きこくびゆ)と鬼白美湯(きはくびゆ)。
鬼怒川なので「鬼」が名前に入っていてカッコいいですよね!
コチラは一日ごとに男湯と女湯が入れ替わるかたちになっているため、夜と朝で2種類を制覇することができます。
洗い場は壁際に沿うかたちで20カ所ほど用意されており、後ろからシャワーが掛かるという煩わしさはありません。
小さめですがサウナや水風呂もあるため、サウナ好きさんも安心。
内湯は滝のように湯が流れ落ちるような作りになっていて、また窓の外には吊り橋を見ることができます。
外湯は一度脱衣所まで戻ってから露天風呂へ出るスタイル。
深めと浅めの湯舟となっており、大きく立派な岩を使った岩風呂でできています。
私の子供は平らな岩の上にあぐらをかいて仙人ごっこをしながらゆっくり入っていました(笑)
温めのお湯でとても長湯できます♪
お部屋は広々とした和室
私が割り当てられたお部屋は幸運にも吊り橋がある側だったこともあり、窓からは吊り橋を見下ろすことができました。
お部屋のタイプは12.5畳の和室+4.5畳の和室が隣り合うお部屋の作り。
広々としていて、私は4.5畳の和室に荷物を広げたままにしていました。
12.5畳の和室をメインに使用していたため、荷物も広げたままでも邪魔にならず、お陰様でゆっくりと荷物整理をすることができました。
公式HPを見ると露天風呂付客室やキッズルームタイプの和室など様々なバリエーションに対応しているようです。
子育て世帯に優しい施設は有難いですよね!
食事はバイキング形式
ホテルの食事はバイキングでした。
レストランがあるのはロビーのある1階。
レストラン入口には、エレベーターとトイレがあるため、移動などもスムーズです。
一つ嫌なことを言うならば…エレベーターの隣りにシロクマの剥製がいるのです…!
私は剥製恐怖症なので、もう食事の度にビクビクしてしまいました(´;ω;`)
夕食は和洋中約80種類の料理を楽しむことができ、どれもクオリティーの高い料理が並びます。
私がリピしまくったのはお寿司のコーナー!
人気のマグロやサーモン、特につぶ貝が美味しくて大満足でした。
偏食が酷いうちの子もフルーツやうどん、唐揚げなど大好きなものをたくさん食べてくれていて、料理を選ぶのもとても楽しかったようです。
自分の好みで料理を選ぶことができるのも、バイキングのメリット!
朝食では、焼きたてのパンや定番の朝食メニュー、たくさんのフルーツたちが用意され、朝からお腹いっぱいに…。
控えめに言って最高のお宿でした!!
2日目の散策1カ所目は大吊橋
ホテルをチェックアウトし、荷物と車をホテルの駐車場に止めたまま向かったのはホテル隣りにある鬼怒楯岩大吊橋。
140メートルある長い吊り橋からは、鬼怒川の渓流や緑深い山々、削れた鋭い岩肌などの大自然を間近で見ることができます。
歩いてみると結構揺れることがわかり、子供には「揺らさないでね!」とビクビクしながら教えていました(笑)
いざ!日光江戸村へ!
この旅の目的地と言っても過言ではない日光江戸村こと【江戸ワンダーランド】へ到着したのはオープンして間もない9時35分。
天気は晴れ…でも気温は肌寒い
前日は生憎の雨となり予定していた江戸ワンダーランドを延期せざるを得ませんでしたが、2日目は晴天!
良かったと安堵の息を吐くところですが、気温は前日よりも低くて肌寒く感じました。
うちの子は暑がりな方なのですが、この日は「寒い」ということで持参していたヒートテックなどのインナーを重ねて防寒することに…。
やはり山に囲まれた地域…寒さ対策は必要なようです。
江戸ワンダーランドの楽しいポイント①:変身して江戸時代にタイムスリップ!
私たちが最初に向かったのは【変身処~時空~】というスポット。
此処では多種多様な江戸時代コスチュームに変身して江戸ワンダーランド内を歩き回ることができます。
着慣れない着物へ着替えるのも全てスタッフさんがやってくれるのが有難ポイント!
着付け時間は30~45分ほど掛かると公式HPには書いてありましたが、うちの子は選んだコスチュームが忍者だったということもあり10分ほどで着付けが完了しました。
時間帯によってはかなり混み合う人気のスポット。
実際に前回訪れた時にはハロウィーンだったこともあり、大変混雑して「着付け待ち」で待たされることになりました。
時期や時間帯を考慮して、余裕を持って行動すると良いでしょう。
江戸ワンダーランドの楽しいポイント②:江戸時代を体験できる!
変身処で江戸時代のコスチュームに変身したら、江戸時代の職業を体験させるのがおすすめ!
忍者体験や謎解き捕り物、子供侍体験など無料で参加可能なアトラクションが用意されています。
うちの子も忍者体験をして、無事中忍免許皆伝しました(笑)
また、平行感覚を狂わせる【忍者修行の館】や【忍者仕掛け迷路】なども忍者体験と合わせて無料で楽しめます。
付いていく大人たちがもうヘトヘトです…(笑)
有料の【忍者からくり屋敷】は忍者屋敷から脱出をコンセプトとしたアトラクション。
時間内に隠し扉や隠し通路を駆使して屋敷から脱出するというもの。
身を屈めて進んだり、上がったり下ったりとヒィヒィ言いながら子供に付いていきましたよ…。
江戸ワンダーランドの楽しいポイント③:ゆっくりお芝居を見るのも楽しい!
江戸ワンダーランドは江戸時代を体験するだけではなく、見るアトラクションも充実しています。
子供と私たちが忍者体験をしている時間で、祖父母たちはお芝居を見ていました。
私の父がおすすめするのは、【南町奉行所】。
テレビの時代劇で有名な大岡越前守が治める南町奉行所を、コミカルに作り上げられています。
私も子供の頃に見たことがありますが、お腹を抱えて爆笑したのは良い思い出です。
父がいうには、現代の流行などを取り入れながら脚本されているとのこと。
時代の変化に合わせつつ、江戸時代というコンセプトを崩さない作りに関心したそうです。
また、私たちと合流後に見たのが【忍者劇場】。
客席から僅か2メートルのところで繰り広げられる忍者同士の死闘には息を呑みます。
爆竹や効果音など大きい音が出るため、小さなお子様は怖がるかもしれません…。
うちの子は観覧後、ビックリし過ぎて固まってしまっていました(笑)
江戸ワンダーランドの楽しいポイント④:他にも楽しいが盛りだくさん!
その他、うちの子が実際に体験して楽しかったことが以下になります。
2日目:帰宅
まだまだ遊び足りない子供を宥めて江戸ワンダーランドを出発したのが3時頃。
その足で再び鬼怒川温泉へと戻り、日帰り入浴をしてから帰宅する予定でしたが、此処で問題が発生。
子供、爆睡。。。
確かに昼食の段階でもうお疲れモードでした…(笑)
更にはうちの車には
「絶対寝るアイテム」の後部座席用リクライニングクッションを搭載していたため、眠気に勝てなかった模様…。
寝入り方も「あ…これは起きないな…」とわかるほどの爆睡具合に、泣く泣くそのまま帰宅することになりました(´;ω;`)
他にも注目の、鬼怒川エリア施設:3選
今回は旅行のルートから外してしまいましたが、面白そうなスポットがまだまだ鬼怒川エリアには存在します。
その中でも私が訪れてみたいと思えたスポットを3つほど紹介させて頂きます。
日光花いちもんめ
花と緑の楽園をコンセプトに営業する【日光花いちもんめ】の一押しは、関東以北最大級のベコニアガーデンです。
「ベコニア園」では一年中ベコニアを楽しむことができます。
また、施設内は夏は涼しく、冬は暖かいということで、今回の旅行のように天候や気温に振り回される心配がありません。
ベコニア以外にも、夏~秋に掛けてはダリア、冬~春に掛けてはいちご狩りと一年を通して楽しむことができます。
東武ワールドスクウェア
「と~ぶわ~るどすくうぇあ~♪」というCMが耳に残っている昭和・平成生まれの方も多いのではないでしょうか?
【東武ワールドスクウェア】は、世界の建築物や遺跡などが1/25で再現されています。
世界各国の名所を一気に観光した気分になれるかもしれません。
巨大迷路パラディアム
その名の通り、【巨大迷路】を売りにした屋外施設です。
巨大迷路の難易度は思いの外高めに設定されており、やりがい抜群とのこと。
他にもパターゴルフも楽しむことができ、江戸ワンダーランドやとりっくあーとぴあ日光のすぐそばにある立地ということもあって立ち寄りやすいです。
それでは今回は此処まで!
また次回お会いしましょう(*´ω`)ノシ
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