子供の今しか撮れない可愛らしい姿をスマホなどのカメラで写真におさめる親御さん、それを見て「真似っ子!」とカメラを撮りたがるお子様という構図は、ほぼ通過儀礼と言ってもよい現象ではないでしょうか?
1歳半~3歳ほどまでは、オモチャのカメラで遊んでいるだけで済むでしょう。
しかし、4歳ごろから「自分のカメラが欲しい!」という気持ちも芽生えてきます。
私も自分のカメラ欲しい!
ママばっかりずるい!!
(;^_^A アセアセ・・・
こんな感じで仕方なく出掛け先で「ママ、スマホ貸して!」と言われるがまま、私のスマホのカメラ機能を使って写真を撮る娘。
以前は「これカメラだよ!」と言って、施設のパンフレットをカメラ替わりに見立てて遊んでいるだけでしたのに…。
最近では小さなお子様も、カメラを持って公園や行楽地に遊びに来ている姿を目撃します。
そんな訳で、我が家も子供の卒園祝いとして購入しました!!
今回は購入にあたり、年齢別の購入のポイントやそもそもキッズカメラは必要なのか、買ってみてどうだったのかなどをお伝えしたいと思います。
キッズカメラとは?
キッズカメラとは、子供が使用しやすいように考慮された専用のカメラのことを言います。
デザイン性、軽量、強度などに気を配られており、子供の小さな手でも押しやすいボタン形状や説明書なしでも操作できるシンプルな内容となっています。
好みに合わせた多くのデザイン
子供は、兎に角「見た目」重視!
アンパンマンならばアンパンマン、電車ならば電車、ピンクならばピンク色が良いのです。
そういった子供一人一人の個性に対応できるように、各社たくさんの個性溢れるデザインのキッズカメラを用意されています。
軽量重視
例え気に入ったデザインでも、カメラ自体が重かったら意味がありません。
「ママ持って!」と、子供は直ぐに手放すことになるでしょう。
そのため、キッズカメラは子供の負担にならないように軽く作られています。
子供の小さな手でもしっかりと馴染むように、コンパクトな作りとなっているところも嬉しいポイントですね。
衝撃吸収など
例え子供の小さな手にしっかり馴染むよう、コンパクトな作りとなっていたとしても、落下の心配はぬぐえません。
ふとした瞬間に地面に落下しているなんてことは容易に想像できるでしょう。
そういったことも見越して作られているのがキッズカメラです。
衝撃を吸収するフレームが作られていたりと、各社思考を凝らしてより丈夫な作りの商品を開発しているようです。
プリントタイプや動画タイプ、ゲームができるものもある
プリントタイプは所謂チェキといったものです。
その場で撮った写真をプリントできるタイプもキッズカメラにはあります。
メモリに保存し後ほどプリントするタイプと二種類あるため、ライフワークやお子様の性格などを考慮し選ばれると良いでしょう。
また、動画を撮るものもあり、ユーチューバーごっこなどに興味がある子にはコチラもおすすめです!
他にもゲームが内臓されているものもあり、”カメラ”と一括りにはできないのがキッズカメラの良いところです。
うちの子はまさにユーチューバーごっこが好きでしたので、MOARSキッズカメラ三脚自撮り棒付きのピンクカラーを購入しました!
キッズカメラを持つ意味とは?
キッズカメラが必要かと聞かれたら、必ずとも「そうだ」とは言えないでしょう。
実際、私の子供は6歳までキッズカメラを持ってはいませんでした。
では、「買う必要が無いのか…」と言えば、そうとは限りません。
キッズカメラを得ることで子供も大人も嬉しいメリットが起こりうると、私は考えます。
好奇心、感受性、集中力、自己肯定感などが身につく
今までは自分が被写体でしかなかった子供たちですが、自分のカメラを手にしたことで様々な感性が身につくと考えます。
「あれは何だろう?」と普段行き慣れた公園に咲く小さな花に興味を持つかもしれませんし、鳥たちの様子などから何かを得るかもしれません。
そういった事柄から、好奇心や感受性が身につきます。
また、写真を”ぶれずに綺麗に撮る”という行為は、集中力の向上にも繋がります。
更に、「上手に撮れた」と自己肯定感を高める材料ともなるでしょう。
そういった体験一つ一つが子供の成長に繋がります。
子供の成長を写真におさめられる
キッズカメラを購入していない状況だと、子供が写真を撮りたいとなった時に真っ先に渡すことになるのがパパやママのスマホではないでしょうか?
かくいう私も例に漏れず「ママ、スマホ貸して!」と言われて私のスマホを差し出しています。
そして子供は嬉しそうに私のスマホのカメラ機能を利用して、外出先で見かけたスズメや猫などの写真を撮影。
「見てぇ!上手に撮れたよ!」と撮った写真を見せてくれる姿に、子供の成長を強く感じるのです。
そしてそんな姿を激写したい!
でもスマホを貸しているから撮れないんですよね(泣)
そんな煩わしさを解消できるのがキッズカメラ!
子供が写真を撮っているその姿を、私が撮る(笑)
そんな写真が撮れるのも今しかない、思い出の一枚になると思います♪
キッズカメラ購入のポイント
キッズカメラを購入する上での前提条件として先に述べたポイントは抑えておきたいところです。
- 子供の好みに合ったデザイン
- カメラの軽さやコンパクト具合
- 衝撃吸収などの丈夫さ
上記以外でも、画素数やメモリの容量などそれぞれ重きを置く点はあると思います。
またそれ以外にも、年齢別で押さえておきたいポイントもあります。
3~5歳
3~5歳のお子様は、操作性がシンプルなものを購入すべきです。
まだ文字が読めず、手先も不器用な子が多き月齢。
そのため、操作の面でシンプルで扱いやすいものを選ぶと良いでしょう。
6~7歳
6~7歳のお子様は、カメラ本来の性能を生かせるものを購入すべきです。
ズーム機能やタイマー機能、連射、フレームなどでデコレーションができる機能もついているとより好感が持てますね。
この年齢の子供は、友達同士で自撮りをしたり、撮り合ったりなどもする機会があります。
「一緒に撮ろう!」と友達を誘って写真や動画を撮るのは、私の子供を見ても理解できる事柄です。
そのため、よりカメラの性能を生かして、子供が工夫して楽しめる商品を購入すると良いでしょう。
8歳以上
8歳以上はより本格的なカメラを求める傾向にあるようです。
友達との写真もシェアするなど、よりデジタルに積極的。
また、行動範囲も広く、アクティブに動くことも考えられます。
プールや海などに持って行ったり、高いところに登って写真に収めようとすることも想像できるでしょう。
そうしたことから、防水性や衝撃吸収の強度に重きを置くことも考えて商品を購入した方が良いと思われます。
MOARS キッズカメラ体験レビュー
2024年3月に保育園を卒業することになった娘のために、キッズカメラを購入しました。
購入したのはMOARSキッズカメラ三脚自撮り棒付きのピンクカラーです。
ユーチューバーごっこが好きで、よく自分用のタブレットを使用して配信動画の撮影をしていた娘。
そのため、動画を長尺で撮ることができるものを選ぼうと考えていました。
MOARSキッズカメラ三脚自撮り棒付きは、カラーをピンク、ブラウン、ブルーから選択可能。
それぞれに動物のお顔がついているのが、子供心をくすぐって可愛らしいですよね!
自撮り棒を兼ねた三脚がついているため、平らな場所に置けばユーチューバーごっこもできますし、タイマーもついているのでインカメラにして写真を撮ることもできます。
また、好きなフレームをつけたり、暇な時間にミニゲームを楽しむことも…。
私も貸して貰ったのですが、久々のテトリスで思わず熱中するほど楽しんじゃいました(笑)
買って良かったこと
子供の集中力が凄い
キッズカメラを持つようになって、写真を撮るときの集中力がとても強くなりました。
今までは大好きな水族館であっても「あっち行こう!」「次行こう!」とすぐに次、次となってしまい集中して見れているのか心配になるレベル。
ですが、キッズカメラを持つようになったら自分の好きな水槽や景色を率先して撮るようになり、満足いくまで何枚も写真を撮り続けられるようになりました。
興味、関心に対してしっかりと向き合ってくれて嬉しかったです。
自発的に行動するようになった
行動の面で興味、関心があるものに対して積極的に写真を撮るようになりました。
また、どうすれば良いアングルで写真が撮れるのか、カメラを傾けたり、一歩下がってみたりなど自分で考えて行動ができるように…。
大人が教えなくても自分で考えて行動できるようになったのは、かなり大きな一歩だと思います。
説明書がなくても操作できる
説明書を読みながらあれこれと1から教えてあげなくても、自分で操作して扱うことができるのがこのキッズカメラの良いところです。
大人は電源ボタンとシャッターボタンくらいしか教えなくても、自分で操作している内にマスターしていました。
また、操作画面が全てイラストで書かれているため、「これが写真撮るやつ」「これがアルバム」「これがゲーム」と理解しやすい仕様になっています。
親子間のコミュニケーションに大活躍
年長さん頃から”ママへの秘密”が芽生えてきたうちの子。
テレビでYouTubeを見ているのに、私がちょっとそれに反応すると「もう見ないでよ!静かにして!」と怒られることも暫し…。
そんな悲しい思いをしている中、キッズカメラで撮った写真は積極的に見せてくれるようになりました!
「ママ見て~凄いでしょ~!」と自分から上手に撮れた写真たちを見せてくれる娘。
ママは涙腺崩壊ですわよ(´;ω;`)
自己肯定感が爆上がり
元々自己肯定感は強めな子ではあるのですが、よりキッズカメラを手にしてからは、それが強くなったように思えます。
上手に撮れたね~!
私ね、写真撮るの得意だから!
…と、このように自分の「得意だ」ということを受け止めて評価しているようです。
私もそうですが、大人になると自分のことを過少評価しがちになってしまいます。
娘にはこのまま、自分の可能性を信じてポジティブに過ごしていって欲しいと思える私の体験談です。
暇つぶしに便利
キッズカメラを持っていない時は、暇な時はいつも私のスマホを借りてゲームやYouTubeなどを見ていました。
その間、私は何もできなくて逆に暇に…(泣)
ですが、キッズカメラを購入してからはスマホを貸す頻度も激減しました。
キッズカメラにはオフラインで遊べるゲームも備わっています。
また、自分が撮った写真を見返したり、ミスショットを削除するなどアルバムの整理に時間を当てるように…。
私的にはとても助かる変化でした(笑)
充電の持ちがよい
キッズカメラを購入する際、一番気にしていたのが充電の持ちでした。
事前にAmazonの商品説明欄で確認はしていたのですが、充電の持ちまでは記載がなく…。
購入してみないとわからない状況でした。
結果として、充電の持ちはかなり良いです!
一つの観光地に2時間いて写真を撮り続けていても電池は減っていませんでした。
勿論、1日中持つというものでは無いので、タイミングを見て充電はするべきでしょう。
しかし、子供のオモチャとしてはかなり優秀。
キッズカメラではありませんが、我が家ではすみっコぐらしのスマートフォン風オモチャを持っています。
そのオモチャにもカメラ機能があるのですが、ちょっと写真を撮ったりアプリで遊んだだけで直ぐにバッテリーが無くなってしまいます。
その結果、うちの子はあれほど欲しがっていたのに、今では全く遊んでもくれません(泣)
そういった経験から、充電の持ちは非常に重要だと思います!
買ってイマイチだったこと
三脚が写真を撮るときに邪魔になる
自撮り棒を兼ねた三脚がこの商品の売りとなっているのですが、実際に使用してみると思った以上に写真が撮りづらいようです。
写真を撮るときにぶれてしまいがちになり、うちの子は最近ずっと取り外したままです…。
三脚がぐらついて不安定
自撮り棒も兼ねた三脚ですが、テーブルなどしっかりとした平面で使用する分には問題なく使用できます。
しかし、屋外のちょっとしたブロックの上などで使用するとぐらついてしまい、傾いたり倒れてしまうようです。
ユーチューバーごっこをするならば、室内の安定した設置場所で行うことをおすすめします。
アニマルの装飾がすぐ取れてしまう
可愛らしい装飾ですが、アニマルの耳がついた枠がとても取れやすいです。
画像のように取り外しを考慮されているのですが、私的には何故取れるのか理解に苦しみます。
折角の可愛い装飾なのに、取れてしまいそのまま無くしてしまったら何の動物かもわからなくなってしまうというのに…。
子供は「でも顔があるから可愛いよ」と言っていますが、大人的にはモヤっとする仕様ですね。
まとめ
キッズカメラは、子供が使用しやすいように考慮された専用のカメラのことです。
キッズカメラを持つことで、子供の好奇心、感受性、集中力、自己肯定感などが身につきます。
また、スマホを子供に貸す必要がないため、カメラを一生懸命構える我が子の可愛らしい写真が撮り放題というメリットがあります。
キッズカメラの購入にあたり、デザイン性や軽量、衝撃吸収以外にも注意すべき点があります。
人によっては画素数やメモリの容量なども判断基準となるでしょう。
また、年齢によってでおすすめの商品は異なります。
【3~5歳】
操作性がシンプルなもの
【6~7歳】
ズーム機能やタイマー機能、連射、フレームなどでデコレーションができる機能など、カメラの性能を生かせるもの
【8歳以上】
より本格的なカメラを求める傾向あり
また、アクティブな行動範囲から防水性や衝撃吸収の強度なものを選ぶとよい
私の家では、娘の卒園祝いにMOARSキッズカメラ三脚自撮り棒付きのピンクカラーを購入しました。
この商品を選んだ理由に、ユーチューバーごっこが好きな娘の趣味を考慮し、ユーチューバーごっこができる自撮り棒も兼ねた三脚がついていたからです。
また、コチラの商品は5分間と長尺な動画を撮ることができ、217個のファイルを保存可能。
実際に使ってみた感想は、メリットがとても多くありました。
逆にイマイチだった点として、自撮り棒も兼ねた三脚が不要になってしまったことと、アニマルの装飾が取れやすいところ。
それ以外は申し分ない商品でした!
それでは今回は此処まで!
また次回お会いしましょう(*´ω`)ノシ
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