あじさいの季節も残りわずかとなってきましたね。
茨城にも、あじさいが有名な施設がいくつもあります。
今回は上記でも上げられたあじさいの名所、下妻市にある大宝八幡宮のあじさい祭りについてお伝えしたいと思います。
この記事を読んでわかること☟
- 大宝八幡宮の雰囲気や駐車場などの様子
- 大宝八幡宮のおすすめポイント
- あじさい神苑の観覧ポイント
施設
大宝元年(701年)、藤原時忠公が筑紫(つくし)の宇佐神宮を勧請創建したのがはじまりです。天台宗の古い経文の奥書に「治承三年(1179年)己亥七月二十二日の未時書了於常陸州下津間八幡宮書了兼智」とあるため、平安末期にはすでに八幡信仰が盛行していたことがわかります。平将門公も戦勝祈願のために度々参拝し、当宮の巫女によって新皇の位を授けられたと伝えられています。
関東最古の八幡神社:お祓い・ご祈祷・ご祈願の大宝八幡宮:茨城県下妻市 (daiho.or.jp)
「吾妻鏡(あづまかがみ)」に下妻宮(しもつまのみや)としるされ、文治五年(1189年)、奥州征伐平定の日、源頼朝公が鎌倉の鶴岡八幡宮を勧請し摂社若宮八幡宮を創建されました。
厳かさと神聖な清々しい空気感に、心から安らげるパワースポットです。
大宝城跡地に建てられた施設は、昔からこの地域で愛されてきたことが近隣の状況を見て感じ取ることができます。
また、関東最古の八幡宮としての長い歴史を持っており、その歴史に恥じない品格を持ち合わせた神社です。
あじさい祭りは6月下旬~7月上旬
大宝八幡宮では、様々な行事が行われています。
元旦の行事である歳旦祭を始め、節分祭や人形供養慰霊祭などの他にも、高砂部屋合宿稽古や祇園祭(神輿渡御)などもあります。
珍しい行事で松明祭(タバンカ祭)やひとつもの神事などが残るのも、歴史ある八幡宮だからこそでしょうね。
そんな大宝八幡宮では、毎年あじさい祭りが行われています。
例年6月下旬~7月上旬に行われているそうですが、今年はあじさいの開花状況で6月8日~7月7日までの開催となったそうです。
アクセス
大宝八幡宮
茨城県下妻市大宝667
0296-44-3756
車の場合
【高速を利用する場合】
常磐自動車道谷和原ICより国道294号線を水海道・下妻方面へ。
→国道125号線を進みイオンモール下妻を過ぎた最初の信号を左折
→2個目の信号を左折
→1個目の信号(東部中学校入口)を右折
→道なりに進むと一ノ鳥居へ到着できます。
正直カーナビがあるならばソチラを頼られた方がよろしいかと…。
覚えられる気がしない…(泣)
または、圏央道(首都圏中央連絡自動車道)常総ICより20分、坂東ICより30分、境古河ICより35分というルートもあります。
【一般道を利用する場合】
水戸方面⇒国道50号線を笠間・下妻方面へ向かい、その後国道294号線へ。
土浦方面⇒国道125号線を下妻方面へ向かい、その後国道294号線へ。
つくば方面⇒国道408号線を筑波山方面へ向かい、国道125号線から国道294号線へ。
古河方面⇒国道125号線を下妻方面へ向かい、国道294号線へ。
守谷方面⇒国道294号線を水海道・下妻方面へ向かう。
駐車場
【駐車場を利用する場合】
・大宝保育園
・ゑびすや
・なべや菊花園
3カ所の無料駐車場が用意されています。
電車・バスの場合
電車の場合、大宝八幡宮の最寄駅は関東鉄道常総線大宝駅より徒歩3分でたどり着けます。
- JR常磐線取手駅~関東鉄道常磐線大宝駅
- つくばエクスプレス線守谷駅~関東鉄道常磐線大宝駅
- JR水戸線・真岡鉄道線下館駅~関東鉄道常磐線大宝駅
※大宝駅には快速が止まりません。
各駅停車を利用するか、水海道駅または下妻駅での乗り換えが必要とのことです。
営業時間
【営業時間】
8時30分~17時
大宝八幡宮 | 観光いばらき公式ホームページ (ibarakiguide.jp)
大宝八幡宮あじさい祭り観光レポート
2024年6月16日(日曜日)に家族で大宝八幡宮のあじさい祭りに行ってきました!
実のところ「あじさいを見に行こう!」といざ調べたことで、初めて大宝八幡宮の存在を知ったのですねよ…。
私が生まれ育ったひたちなか市から、大宝八幡宮がある下妻市は大分離れているということもあって、恥ずかしながら存じ上げておりませんでした(汗)
駐車場は三ノ鳥居の目の前に2カ所あり!
いざ到着した大宝八幡宮は、観光バスが乗り入れるほどの大賑わいでビックリしました!
駐車場も三ノ鳥居の前に2カ所あるのですが、どちらも満車。
幸い出入りは多いようで、すぐに駐車することができました。
三ノ鳥居をくぐった広場から既に見どころがたくさん!
三ノ鳥居をくぐった先には広場があります。
右手には「厄除けだんご」が名物の【ドライブインゑびすや】さんがあり、大勢の参拝客が訪れていました。
左手には相撲場があり、丁度私たちが訪れた翌週には高砂部屋合宿稽古が行われています。
また、相撲場の隣りに植えられた大樹にはフクロウが巣を作っており、運が良ければ子供のフクロウの姿も見ることができるそうです。
拝殿までのあじさいの演出が目を惹く!
随身門から拝殿までの参道もあじさいを用いた素敵な演出が満載でした。
勿論、あじさい以外にも目を惹くものは多く、特に目に止まったのは狛犬の数。
様々な種類の狛犬が設置されており、圧巻でした。
あじさいでは、傘の上に乗るテルテル坊主が何カ所か設置されており、参拝客を和ませます。
一度足を止め、記念写真を撮っている方も大勢いました。
また、手水舎もあじさいや可愛いながらも厳かさのある石造などが置かれていて、思わず写真を撮りたくなってしまう作り。
私も思わず、手を洗い清めるついでで写真を撮らせて頂きました!
拝殿には平成狛犬とあじさいを模した番傘飾りがお出迎え。
この平成狛犬を撫でると運気が向上するそうなので、私も全身隈なく摩ってきました(笑)
あじさい神苑のポイント5選
拝殿の奥には大宝八幡宮のあじさい神苑があります。
此処で、あじさい神苑を観覧する上で押さえておきたいポイントを5つご紹介します。
急な坂道を下った先にあじさい神苑がある
あじさい神苑の入口は急な下り坂になっています。
手すりは設置されていますが、整地もされていないため、滑ってしまいそうで大変危険。
子供はアッサリと降りていけましたが、私はもう「ヨイショ、ヨイショ」とゆっくり手すりを伝って降りないと転んでしまいそうでした…。
それらのことから、ベビーカーなどの利用はできないと考えて頂いたほうがよろしいかと…。
あじさい神苑内の道も狭く、一人でゆったり歩くのに丁度良い幅しか確保されていません。
できるだけ身軽で散策されることを強くおすすめします。
虫刺され対策は必須
あじさい神苑は林の中に作られているため、自然と隣り合わせです。
そのため、気をつけなければならないのが虫刺されです。
我が家でも自前の虫よけスプレーを使っていましたが、子供が何カ所か刺されてしまうことに…。
大宝八幡宮としても拝殿のところに虫よけスプレーが置かれており、参拝客へ注意を促していました。
木々に囲まれているため、晴天でも涼しい
あじさい神苑の中は木々に覆われており、日差しが遮られるためにとても涼しかったです。
実際、日当たりの良いところでは日傘がないと暑くて堪らないくらいでしたが、木陰にくると涼しい風が林の中を駆け抜けます。
特に入口付近のあじさいたちが、植えられた本数も多く、涼しくてゆっくり楽しむことができておすすめです。
見ごたえ抜群は入口付近
あじさい神苑内には3000株以上のあじさいが植えられています。
その中でも、入口付近のあじさいたちは密集して植えられており、写真栄え抜群です。
また、木々に囲まれているため日差しが少ないことから、写真も撮りやすく簡単に理想的な写真を撮ることができます。
入口付近はゆったりと楽しむことができておすすめですよ!
一部近隣住居に隣接するため、没入感が欠落するかも…
入口を過ぎた先には、また違うロケーションでのあじさいを楽しむことができます。
しかし、その場所までの道中には近隣の住居があるため、少々没入感に欠けるところも…。
ですが、先へ進めばたくさんのあじさいが植えられた広場が出迎えてくれます。
そこにはテントも設営されており、強い日差しを遮りながらベンチに腰掛けてあじさいを鑑賞することもできますよ!
いかがでしたか?
大宝八幡宮のあじさい祭りは7月7日まで開催されていますので、この機会に是非訪れてみてください!
それでは今回は此処まで!
また次回お会いしましょう(*´ω`)ノシ
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