茨城県は海有り県です。
夏になると、県内外から多くの観光客が海水浴場を求めて来県してくれます。
そんな海水浴場の目の前に位置する日帰り温泉施設をご存じですか?
今回の目的地は、茨城県ひたちなか市にある阿字ヶ浦温泉のぞみをご紹介します!
楽しめる子供の年齢⇒3歳以上(ただし、肌トラブルが酷い子は注意が必要)
施設
1504Mより湧出する自家源泉は、成分が濃く「よく温まる」とても恵まれた泉質の温泉。温泉のもつチカラで人を元気に!
国営ひたち海浜公園近く、地元の方から観光の方まで愛される施設をめざしております。
温泉 茨城|茨城県で温泉をお探しなら阿字ヶ浦温泉のぞみ (ajigauraonsen.jp)
春のネモフィラや秋のコキアなどで世界的にも有名なひたち海浜公園のすぐそばにある阿字ヶ浦温泉のぞみ。
ひたち海浜公園や、那珂湊市場などひたちなか市へお越しの際は、是非立ち寄りたい癒しスポットですね!
アクセス
阿字ヶ浦温泉
茨城県ひたちなか市阿字ヶ浦町3290
tel:029-265-5541
阿字ヶ浦海水浴場の目の前です!
同じく、阿字ヶ浦海水浴場の目の前にオープンしたグランピング施設もあります!
車の場合
常磐自動車道の友部JCTより北関東自動車道へ乗り換え、「ひたち海浜公園IC」より阿字ヶ浦方面から3分ほど。
ひたち海浜公園や阿字ヶ浦海水浴場を目指してくるとわかりやすいです。
電車/バスの場合
品川方面、いわき方面ともにJR常磐線を利用し、勝田駅を目指してください。
その後、JR常磐線勝田駅から乗り換えにて、ひたちなか海浜鉄道湊線の終点「阿字ヶ浦駅」まで乗車。
「阿字ヶ浦駅」からは徒歩3分程度です。
また、JR常磐線勝田駅からタクシーを利用した場合は、約15分ほどで到着します。
営業時間
朝10時~夜9時まで営業しています。
休館日は第三木曜日ですが、年末年始など営業日や営業時間に変動がありますので事前に確認することをおすすめします。
2023~2024年の年末年始
今年の年末年始の営業日と営業時間は以下の通りです。
12月30日:通常営業(10時~9時)
12月31日:休み
1月1日:入浴のみ営業(4時~12時)
1月2日:通常営業(10時~9時)
入館料
一般(中学生以上)が980円、子供(3歳~小学生)が600円で入館できます。
土日祝日は一般が1250円、子供が700円と値上がりしますので、平日の来館がおすすめ。
また、年末年始、GW、お盆休みなどは1350円の特別料金となるようです。
レンタルタオルの貸し出しもしています。
見どころ
鮮度抜群な海の幸を堪能できる食事処や、リラクゼーションの手もみ処など一日を通してゆったりできる阿字ヶ浦温泉のぞみ。
その中でも私が最も推している魅力を4つほどお伝えしたいと思います。
阿字ヶ浦の海を一望
まず初めに上げるのは、何処からでも一望できる阿字ヶ浦の海です。
フロントの隣りにある休憩処からも一望できる阿字ヶ浦海水浴場の海をしっかりと見渡すことができます。
少し長めの階段を登り辿り着くフロントは2階部分にあり、それにより何の障害物も無く海を見渡すことができるのです。
勿論、海を一望できるのは露天風呂とて例外ではありません。
風呂場は更に上の三階にあり、広々とした海を堪能することができます。
青い海と、広々とした空、涼し気な潮風を感じながら入る露天風呂は格別ですよ♪
風水がコンセプト
露天風呂にある展望岩風呂にはそれぞれ風水四神である玄武、朱雀、白虎、青龍の文字が刻まれています。
これは、それぞれの方位の石に刻まれているようです。
じっくりとぬる湯でリラックスしながら、片隅で風水四神の文字を探してみるのも楽しいですよ。
また、風呂場以外でも施設のいたる所に運気が上がりそうな置物が飾ってあります。
そういった物から明日への活力を貰うのも、温泉へ入りに行く醍醐味かもしれません。
風呂のバリエーションが豊富
阿字ヶ浦温泉のぞみは風呂のバリエーションが豊富な点が上げられます。
種類も多いだけではなく、趣向を凝らしたラインナップも魅力の一つ。
控えめな内湯とバラエティーに富んだ6種類の外湯(露天風呂)をご紹介します。
内湯
内湯は控えめで1つ。
他には水風呂とサウナとなっています。
露天風呂:展望岩風呂
先に記した風水がコンセプトになっているぬる湯の展望岩風呂。
コチラは温度が異なる3つの岩風呂があります。
それぞれ入った雰囲気が異なり、海に一番近く感じる風呂から樹木を感じるもの、ひっそりと落ち着いた気分で入ることができる風呂も…。
同じ岩風呂でも雰囲気が異なればお気に入りの風呂も異なるはず。
理想の風呂を探してみてはいかがでしょうか?
露天風呂:ひのき風呂
熱めに設定されたひのき風呂が私のお気に入り。
露天風呂の中央に位置し、海を近くで感じられる展望岩風呂よりも高い位置にあることから、女風呂からでも海を見渡すことができます。
じっくりと熱めの湯に浸かりながら、冷たい潮風を感じて海を見れる冬のひのき風呂は最高です。
露天風呂:鞍馬天狗(洞窟風呂)
露天風呂になんと洞窟があるのです!
施設近隣の外観からも人工的なものではありますが、洞窟奥には観音様まで鎮座し神々しいことこの上ないです。
探検気分を味わいたい方、個室感を味わいたい方におすすめ。
私は空気が籠っている感じがどうも肌に合わず…一度しか入浴したことがない風呂となっています…。
露天風呂:香り風呂
六角形の洋風の建物の中に、ぬる湯が浅く湯を入れられた風呂です。
私の子供はこの風呂が最もお気に入りでしたが、2021年頃に女風呂の方が故障してしまいました。
現在、女風呂では入浴することができない状態です。
露天風呂:五右衛門風呂
大人二人がしっかりと入れる長細い形状の五右衛門風呂です。
我が家では母子祖母の三世代で入ってます(笑)
そういったほっこりタイムも満喫できる五右衛門風呂は、人気のお風呂。
もし誰も入っていない状況だったならば、是非入ってみてください♪
露天風呂:露店水風呂
内湯から露天風呂へ繋がる扉の傍にある露天水風呂。
井戸水かけ流しということもあり、夏でもかなり冷たい水がはられています。
女風呂は水晶水風呂、男風呂は備長炭水風呂と装飾が異なる点も可愛らしくてよいですね。
熱く火照った身体を冷ますのに重宝しそうですが、私は一度もこちらの水風呂を利用している人を見たことがないです(笑)
全て天然温泉
阿字ヶ浦温泉のぞみの温泉は、当館の入り口階段の横を地下1504メートル掘削して湧出させた自家源泉を使用しています。日本各地にある火山性の温泉とは違い、古代の海水などが、何千年と言う時間を経て濃縮・熟成され、地下に閉じ込められたものです。まさに地球の恵みであり、「古代の湯」や「化石海水」ともいわれる、とても貴重な温泉です。湯上り後に、体が芯からよく温まっていることが体感しやすい温泉です。
温泉について | 茨城県で温泉をお探しなら阿字ヶ浦温泉のぞみ (ajigauraonsen.jp)
阿字ヶ浦温泉のぞみの特徴は関東近辺・県内屈指の濃い泉質を楽しむことができる点です。
入浴後もずっと続くぽかぽか感を体験することができ、末端冷え性の私には嬉しい恩恵と言えるでしょう。
更に温泉の効能は肌に良いとされ、切り傷・やけど・慢性皮膚病にも効果があるそう。
アトピー性皮膚炎などにも効果的とのことですよ♪
(沁みる可能性があるのでご注意下さい。)
また、のぞみの凄いところは、この泉質を全ての風呂で体験できるところです。
大浴場の水風呂と五右衛門風呂以外の全ての風呂が温泉。
貸切風呂に至っては源泉かけ流しです。
贅沢!!
注意点
二歳以下のお子様は大浴場の入場を禁止しているとのことです。
この場合、貸切風呂を利用することになるそう。
貸切風呂は源泉の為、塩分濃度高め
貸切風呂の場合、源泉となる為、塩分濃度が強いという注意点があります。
塩泉の為、肌には良い泉質ではありますが、傷などがあると循環式のものより沁みて痛みを伴うことも…。
貸切風呂は有料
貸切風呂は入館料とは別に料金が発生します。
1時間1500円(土日祝は2000円)×人数分です。
我が家の場合は大人二人+子供一人なので三人分の金額が発生します。
土日祝日ですと、1時間で6000円も掛かる計算になります。
更に入館料も掛かってくるのでかなり割高になりそうですね…。
2歳以下は入館料が無料とは言え、この出費は痛い出費は考え物です…。
まとめ
阿字ヶ浦温泉のぞみは、阿字ヶ浦海水浴場の目の前にある人気の日帰り温泉施設です。
二歳以下のお子様は入館料無料ではありますが、大浴場に入ることができません。
貸切風呂を借りるかたちになりますが、割高傾向にあるので注意が必要です。
三歳以上のお子様から大浴場を使用することができます。
大浴場では控えめな内湯と6種類の露天風呂を楽しむことができます。
露天風呂から望む阿字ヶ浦の海は絶景です。
また、岩風呂には風水四神が記されているので探してみてはいががでしょうか?
それでは今回は此処まで!
また次回お会いしましょう(*´ω`)ノシ
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